 | 『戦争と平和』 パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン price : ¥1,500 release : 2006/04/21

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トルストイも納得
トルストイは晩年に映画の脚本を書こうとしていたらしい。彼の作品は「見えるように」と形容され視覚的要素が強い。つまり、彼の作品は映画に向いている。その様な意味で「戦争と平和」が映画化されるのは当然ともいえる。往年のハリウッドスターは聖書の様な歴史物か文芸物にでることがステータスとされ、オードリーの出演作品の中ではそれほど有名でもないが、実は上記の意味で彼女にとってもハリウッドにとっても非常に意義深い作品である。 長大であることより原作は多くの人から畏怖の念でみられているが、実はトルストイ作品では疾走感が一番大切である。ハリウッド版はやや短いが、その点ロシア版より躍動感が出てよい。何より、原著のナターシャのイメージにオードリーはあまりにもはまりすぎている。 やや舌足らずではあるが、本作はトルストイのよさが出ている。トルストイも見てオードリーに感銘すること請け合いである。
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